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バンコク、コンドミニアムの販売好調 1~6月期、72%増3590億円

ニュースカテゴリ:政策・市況の海外情勢

バンコク、コンドミニアムの販売好調 1~6月期、72%増3590億円

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タイの首都バンコクはコンドミニアムの販売が急増している(ブルームバーグ)  タイの首都バンコクは、コンドミニアム(分譲マンション)の需要が高まっている。同国コンドミニアム協会の調査によると、今年上期(1~6月期)のバンコク(郊外を含む)のコンドミニアム販売額は前年同期比71.8%増の1014億バーツ(約3590億円)に達した。販売戸数は2万7800万戸で、同26.9%増だった。同国の高所得層の需要増に加え、タイ不動産市場の成長を見込んで国内外の投資家が購入しているもようだ。現地紙ネーションなどが報じた。

 同協会のプラサート会長は、タイは景気回復が遅れているものの、今年に入り政情が安定していることなどが需要増を後押ししていると指摘した。

 需要拡大を受け、コンドミニアムの開発事業も加速している。上期に新規着工されたコンドミニアム事業は1458億バーツ規模に達し、前年同期から170%増加した。

 一方で同協会は、投資目的の購入者が増加していることを懸念する。物件の引き渡しまでに転売できず未入居物件が増えていくと、供給過剰になる恐れがあるからだ。

 プラサート会長は、開発が加速するなか、物件の引き渡しが増えるとみられる2017年以降を憂慮し、リスクを軽減するため、開発業者に対し、特に高級物件の購入者への信用調査を徹底すべきだとの見解を示した。(シンガポール支局)

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