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リオ五輪費用、予算の1.5倍 オックスフォード大が報告書

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リオ五輪費用、予算の1.5倍 オックスフォード大が報告書

配信元:ブルームバーグ 更新

 開幕まで1カ月を切ったリオデジャネイロ五輪にかかる費用が46億ドル(約4641億円)に達し、予算の51%に相当する超過額が生じていることが分かった。英オックスフォード大学のビジネススクールが報告書を発表した。

 昨年から続く景気後退にあえぐブラジルで、リオデジャネイロ州は財政破綻の危機にひんしている。警察官を含む公務員への給与支払いが滞り、先週には五輪ビーチバレーボール競技会場付近に切断された人の足が打ちあげられるなど、治安面での懸念も高まる。アスリートの中にはジカ熱などを理由に出場を辞退する者も出てきた。

 報告書をまとめたベント・フリビジャーグ氏は「1930年代以降最悪の政治・経済危機に見舞われるブラジルには、10億ドル以上も膨らんだ費用の支払いは難しい状況だ。リオ州はとくにリセッション(景気後退)が進んでいる」と説明する。

 同氏らが発表した報告書によると、この10年で開催された五輪は、道路や鉄道、空港、ホテルなどのインフラを考慮しない計算で、平均89億ドルの予算がかかっている。ブラジルにとっては、悪い時期にあたっているとはいえ、リオ五輪の費用は他の大会と比べて高いわけではない。ソチでは289%、ロンドンでは76%の予算超過が発生し、1960年以降全ての五輪で予算を超える費用がかかっているという。

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