東京原油、世界的供給過剰で連日安値
更新22日の東京商品取引所で、中東ドバイ産原油の先物価格が続落し、指標の清算値(株価終値に相当)は1キロリットル当たりで前日比760円安の3万1150円を付け、連日で今年の最安値を更新した。昨年11月中旬以来、約7カ月ぶりの低価格だった。石油関連業者などが取引する原油先物市場では世界的な供給過剰感が強く、国際指標のニューヨーク先物価格も下落傾向だ。日本は輸入に頼っているため、ガソリンや軽油などの値下がりにつながる可能性がある。東商取で連日安値を付けたのは今年11月のドバイ産価格を予想して取引される先物で、指標の中心限月と呼ばれる。
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