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タカタ株、きょう上場廃止 最近は「マネーゲーム」乱高下、終値18円

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タカタ株、きょう上場廃止 最近は「マネーゲーム」乱高下、終値18円

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 タカタの株式は26日、東京株式市場で最後の取引が行われ、終値は前日比4円(約18%)安の18円だった。27日付で上場廃止となる。株価に発行済み株式総数を掛けて算出した時価総額は約15億円で、2007年3月につけたピーク(約4188億円)の約280分の1まで縮小。最近は上場廃止を控えて「マネーゲーム」が展開され、株価が乱高下する場面もあった。

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 06年11月7日に上場したタカタは、11年弱で株式市場から退場する。

 上場廃止後、タカタ株は株式市場で売買できなくなり、売却を希望する株主と購入を希望する投資家の間での相対取引のみとなる。タカタによると、今年3月末時点の株主数は2万4761人。

 取引最終日の26日は20円で始まり、短時間の売買での利益を狙った投機的な注文が交錯して一時は前日比13円(約59%)高の35円まで上昇。事業再生の過程で資本金を全額取り崩す「100%減資」が行われた場合、既存株主の権利はすべて失われ株式の価値がゼロになるが、松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリストは「マネーゲームの中で最後までもうけるチャンスを狙っていた投資家が一定数いた」と話す。

 タカタ株は1月5日に年初来高値の1233円をつけたが、スポンサー候補による法的整理の提案が判明するなどして大幅下落。その後は500~400円台を中心に推移したが、6月中旬に経営破綻の見通しが伝わると一段と売り込まれた。

 6月26日には民事再生法の適用申請を受け、東証がタカタ株の上場廃止を決定し整理銘柄に指定。売り注文が殺到して今月7日に上場来安値の15円をつけたが、マネーゲームの中で14日には153円まで上昇するなど激しく値動きした。

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