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イスラエルに女性介護士 フィリピンが派遣 労働協定など調印

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イスラエルに女性介護士 フィリピンが派遣 労働協定など調印

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 フィリピンのドゥテルテ政権は、中東のイスラエルへの女性介護士派遣に力を注いでいる。大半がカトリック信者で英語が話せるフィリピン女性は、いまやイスラエルの介護分野で欠かせない労働力だ。かつてドゥテルテ大統領は選挙公約の一つに「フィリピン国外労働者の引き揚げ」を掲げていた。イスラエルへの女性介護士派遣に関しては、方針をがらりと変えた格好だ。現地経済紙ビジネス・ワールドが報じた。

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 このほどフィリピンを訪問したイスラエルのネタニヤフ首相は、大統領府のマラカニアン宮殿で、ドゥテルテ大統領と両国間の労働・科学・貿易協定について調印した。最大の目玉は、労働協定における介護問題だ。

 ネタニヤフ首相は「イスラエルとフィリピンは3つの協定に調印したが、最も注目すべきはフィリピン女性によるイスラエルでの献身的な介護実績だ。イスラエルで介護が必要な高齢者とその家族たちは、実に数多くのフィリピン女性介護士の世話になっている。私の家族もその一人だった」とイスラエル外務省ウェブサイトを通じてコメントを発表した。

 ネタニヤフ首相の父は102歳で生涯を閉じたが、リーさんという献身的なフィリピン女性介護士の世話になったことを同首相は忘れないという。

 フィリピン女性の国外派遣労働は、メイドや介護士などさまざまな分野にわたる。以前は、香港やシンガポールが多かった。しかし、中国系社会での労働環境は厳しく、最近はイスラエルに向かう人が多い。

 人口832万(2017年推定)のイスラエルでは既にフィリピン女性介護士が3万人以上に達した。イスラエルの外国人介護士の半分を占めている。今回の労働協定によって、フィリピン女性介護士のイスラエル国内での身分保証がさらに強固になるという。

 また、両国協定の科学分野には教育が含まれ、イスラエルの進歩的教育システムがフィリピンに導入される予定だ。手始めとして、ドゥテルテ大統領の娘が市長を務めるダバオ市(ミンダナオ島)では、フィリピン教育省推薦による現地公立学校教育にイスラエルの教材などが使われている。(シンガポール支局)

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