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夜盲症の方に夜景体験を 川崎市、HOYAのウエアラブル端末活用

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 川崎市はこのほど、夜盲症患者に工場夜景を体験してもらうイベントをHOYAとタイアップして実施した。夜盲症患者は、HOYAが昨年11月に全国発売した暗所でもわずかな光で明るい視界を提供できるメガネ型ウエアラブル端末「HOYA MW10 HiKARI」を使い、川崎市が観光資源として力を入れている工場夜景を堪能した。

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 当日は5人の夜盲症患者が体験会に参加。工場夜景スポットである浮島処理センター、川崎マリエン、市営埠頭をバスで巡った。夜盲症は暗い場所や夜になると急激に視力が落ちて見えにくくなる疾患で、夜間の行動が制限されてしまう。

 参加した夜盲症患者の野村謙介さん(58)は「不可能と思っていた夜景を見ることができ、非常に感動した。このウエアラブル端末があれば、時間を問わずに行動できるようになる」と話していた。

 川崎市観光プロモーション推進課の森雅之担当係長は「今後は夜盲症患者だけでなく、行動が制限されている病気の方々を招いて、川崎の工場夜景を体験していただきたい」と意気込んでいる。

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