25日の東京株

179円高 米中協議進展見込み買い優勢

 週明け25日の東京株式市場の日経平均株価は続伸した。米中両首脳がそれぞれ貿易協議の「第1段階」合意に対して前向きな見解を示し、貿易摩擦激化への懸念が後退した。区議会選挙投票後の25日の香港市場が株高傾向で推移し、支えとなった。

 終値は前週末比179円93銭高の2万3292円81銭で、1週間ぶりの高値。出来高は約10億1100万株。

 前週は米議会が「香港人権・民主主義法案」を可決し、米中対立への警戒感が高まる場面があった。だが週末にトランプ米大統領がやや融和的な態度を見せ、週明け25日の東京市場では米中協議の進展を見込んだ買い注文が優勢になった。平均株価の上げ幅は一時230円を超えた。

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