国内

平内閣府副大臣 会議に分身ロボットを試験活用

 平将明内閣府副大臣(IT政策担当)は6日、遠隔操作できる「分身ロボット」を使った会議を試験的に開始した。外出中も職員との打ち合わせなどに参加でき、業務の効率化を図る。セキュリティー対策を重ね、政策立案など秘匿性の高い議論にも段階的に活用する。

 この日、平氏は移動中の車内でタブレット端末を使い、会議室の卓上に置いた分身ロボットを操作。内蔵のスピーカーを通じて内閣官房の職員らの業務報告を受け、指示を出した。平氏はロボットを通じ、記者団に「(電話などと違い)ボディーがある方が、その場にいる感覚がある」と手応えを口にした。

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