9日の東京株
76円高 米経済に安心感広がり、3日続伸
週明け9日の東京株式市場は、米経済の底堅さに安心感が広がったことで買い注文が優勢となり、日経平均株価は3営業日続伸した。
終値は前週末比76円30銭高の2万3430円70銭。
朝方は、前週末発表の11月の米雇用統計が好調な内容だったことから米国市場が上昇した流れを引き継ぎ、買いが強まった。平均株価は一時今年の終値の最高値を上回った。
その後は利益確定の売りも出たが、高値圏で推移した。
ただ投資家の間では10、11日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)や、12日の欧州中央銀行(ECB)理事会で金融政策の方向性を見極めたいとの様子見姿勢も目立った。