国内

19年訪日クルーズ客215万人 2年連続減、政府目標遠く

 2019年にクルーズ船で日本を訪れた外国人客は前年比12.2%減の215万3000人だったことが23日、国土交通省の速報値で分かった。減少は2年連続。柱である中国発クルーズ客数が174万人と14.5%減った。新型コロナウイルスによる肺炎拡大の影響も懸念され、20年にクルーズ客を500万人とする政府目標は遠い。

 国交省によると、外国船会社が運航するクルーズ船の日本寄港は1932回で、前年より1.0%増えた。中国発の船が九州を中心に寄港回数を減らしたものの、日本人や欧米客らを対象とする日本発着船が大幅に増えた。

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