眞子さまご結婚

小室さんとのご会見詳報

 秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまが26日、小室圭さん(30)とともに都内のホテルで臨まれた結婚記者会見でのお言葉は以下の通り。

     

 眞子さま「現在、新型コロナウイルス感染症の影響が続き、大変な思いをされている多くの方々に、お見舞いを申し上げます。

 そして困難の中にある人を助け、私たちの生活を支えてくださっている方々に、深く感謝申し上げます。本日、みなさまにお伝えしたいことがあるため、このような場を設けました。私が皇族として過ごしてきた中で抱いてきた感謝の気持ち、私たちの結婚を心配し、応援してくださった方々への感謝、これまでの出来事の中で私たちが感じてきたことや、結婚への思いなどについて、お話したいと思います。

 これまでお優しいお導きのもと、皇族としての仕事を自分なりにできる限り大切に果たそうと努めてまいりました。この30年間たくさんの方々に助けられ、見守られ、支えられてきました。心をこめて、私と一緒に仕事をしてくださった方々に、心から感謝申し上げます。

 訪問した先々ではたくさんの方々が優しい言葉と笑顔で迎えてくださいました。直接お目にかかる機会があった方もお目にかかることのなかった方も、私に温かい気持ちを向けてくださった、全ての方々に心から感謝申し上げます。

 数々の出会いが私にとってどれほど大切であったか、到底言い表すことができそうにありません。これは今後も決して変わらない思いです。

 私と圭さんの結婚について、様々な考え方があることは承知しております。ご迷惑をおかけすることになってしまった方々には、大変申し訳なく思っております。

 また私のことを思い、静かに心配してくださった方々や、事実に基づかない情報に惑わされず、私と圭さんを変わらずに応援してくださった方々に、感謝しております。

 私にとって圭さんはかけがえのない存在です。そして私たちにとって結婚は、自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択でした」

 小室圭さん「私は眞子さんを愛しております。一度きりの人生を、愛する人と共に過ごしたいと思っています。これまで、幸せなときも、そうでないときも、さまざまな気持ちを2人で分かち合い、励まし合ってきました。

 この度の結婚に関してご迷惑をおかけしてしまった方々には大変申し訳なく思っております。色々なことがありましたが、眞子さんと一緒に人生を歩みたいという思いを持ち続けられたのは、眞子さんと、これまで周りで私たちを支えてくださった方々のおかげです。心から感謝申し上げます」

 眞子さま「本日までに私が公に発言する機会は限られてきました。そのために生まれてしまった誤解もあったと思います。一部の方はご存知のように、婚約に関する報道が出て以降、圭さんが独断で動いたことはありませんでした。

 例えば、圭さんのお母さまの元婚約者の方への対応は、私がお願いした方向で進めていただきました。圭さんの留学については、圭さんが将来計画していた留学を前倒しして、海外に拠点を作ってほしいと私がお願いしました。留学に際して私は一切の援助をできませんでしたが、圭さんが厳しい状況の中、努力してくれたことをありがたく思っています。

 圭さんのすることが独断で行われていると批判され、私の気持ちを考えていないといった一方的な憶測が流れるたびに、誤った情報がなぜか間違いのない事実であるかのように取り上げられ、いわれのない物語となって広がっていくことに恐怖心を覚えるとともに、つらく、悲しい思いをいたしました。

 厳しい状況の中でも圭さんを信じ続けてくださった方々に感謝しております」

 小室さん「私の母と元婚約者の方との金銭トラブルと言われている事柄について、詳しい経緯は本年4月に公表したとおりです。元婚約者の方には、公表した文書でも書いたように、これまでも折に触れて私と私の母からお礼を申し上げており、今も感謝しております。本年4月に解決金をお渡しすることによる解決をご提案したところ、母と会うことが重要であるというお返事をいただきました。しかし、母は精神的な不調を抱えており、元婚約者の方と会うことにはドクターストップがかかっています。そのため、私が母に代わって対応したいと思い、母の代理人弁護士を通じてそのことをお伝えしました。元婚約者の方からは、元婚約者の方の窓口となっている週刊誌の記者の方を通して、前向きなお返事をいただいています。解決に向けて、私が出来る限り対応したいと思います。解決金を受け取っていただきたいという気持ちは変わっていません。

 この数年間、誤った情報があたかも事実であるかのように扱われ、誹謗中傷が続いたことにより、眞子さんが心身に不調をきたしたことを、とても悲しく思います。私の母も心身に不調をきたし、仕事を辞めざるを得ない事態にまで追い込まれましたし、身の危険を感じながら過ごしております。このような苦しい状況にあった私たちを助けてくださった多くの方々に、大変感謝しております。

 私は眞子さんと、あたたかい家庭を築いていきたいと思います。同時に、これからも出来る限りのことをして、眞子さんをお支えしていきたいと思います。幸せな時もそうでない時も寄り添い合える、かけがえのない存在であり続けたいと考えております」

 眞子さま「私たちは2人で新しい生活を始めることになります。これから生きていく中で、また違った形での困難があると思います。しかし、これまでもそうであったように、2人で力を合わせて共に歩いていきたいと思っています。これまで私たちが自分たちの心に忠実に進んでこられたのは、お互いの存在と、励まし、応援してくださる方々の存在があったからです。

 いま、心を守りながら生きることに困難を感じ、傷ついている方がたくさんいらっしゃると思います。周囲の人の温かい助けや支えによって、より多くの人が、心を大切に守りながら生きていける社会となることを心から願っております」

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