社長を目指す方程式

中だるみ撃退! いつでもどこでも「やる気スイッチ」、5つの方法

井上和幸
井上和幸

 さらにその被験者たちの唾液を検査したところ、堂々とした姿勢の被験者からは「テストステロン」の増加が見られたとのこと。テストステロンは、決断力・積極性・攻撃性・負けず嫌いなどに関係するホルモンです。同時に「コルチゾール」の低下も見られたとか。コルチゾールはストレスホルモンで、これが多く分泌されると、頭が真っ白になるなどします。

 背筋を伸ばせば、ストレスホルモンが減少し、自信がUPします! これは精神論ではなく、上記の通りの生理学的な現象なのです。

 背中が丸まっていると感じたら、「ピン!」と背筋を伸ばしましょう。それだけで、積極ホルモンが増加し、ストレスホルモンが減るのですから、こんなに安くて効果的なポジティブアクションはないですよね!

 「あえて『ボーッ』とすると、脳は15倍働く!」

 気合い系の方法を4つ、ご紹介しました。最後の一つは、ゆる系です(笑)。

 常に張り詰めた状況、仕事に四六時中追われている状況は、やはり脳にも体にもよくありません。やるときはやる!が大事ですが、それも一定程度を超えた先の持続性には限界がありますから、しっかり休息を取ることは大事ですよね。

 私も経験上そう思うのですが、なんと、少し異なる理由から、私たちは「ボーッ」としたほうがよいのだと言うのです!

 どう言うことかと言いますと、実は私たちの脳は、意識的に活動しているときよりも、「ボーッ」としているときのほうが15倍もエネルギーを使っているのだとか。

今回の社長を目指す法則・方程式:

「作業興奮」、他

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