骨太

ジョブ型正社員やタクシー相乗り…多様な働き方、地方活性化目指す

 政府が21日に閣議決定した、経済財政運営の指針「骨太方針」、新たな成長戦略、規制改革実施計画は、多様な働き方の実現や地方の活性化に向けたさまざまな政策を打ち出した。主なポイントをまとめた。

ジョブ型正社員

 規制改革実施計画では、勤務地や職務内容などが限定される「ジョブ型正社員」の勤務条件について、働く人と企業の間で書面確認が確実に行われるよう必要な措置を講じるとした。書面確認を徹底すれば、転勤や残業などをめぐるもめ事の防止にもつながる。

 日本では、勤務地や職務内容などがどの程度限定されるのか、労働契約や就業規則で明示されていないことが多い。書面によってどういう働き方をするのか予見できれば、育児や介護などを抱えた人が自身の事情に合った働き方を選べるようになると期待される。

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