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JCBが広島の商店街とコラボ りんごちゃんも登場 キャッシュレス決済を
信販大手「ジェーシービー」(JCB、東京)は、横川商店街(広島市西区)で開催されたイベント「横川はしご酒」とコラボレーションした「#JCBみんなのキャッシュレス」を展開した。ものまねタレントのりんごちゃんも特別ゲストとして駆けつけ、「キャッシュレス決済は簡単でスピーディー」と呼びかけた。
イベントでは、1ドリンクと1フードが付いた4枚つづりのチケット(3600円)を購入。参加している同商店街内の飲食店約40店舗に持っていけば、指定の料理と飲み物が振る舞われた。
同社は10月から「便利でお得で安心・安全なキャッシュレス決済」を体験してもらうために、東京都港区の新橋ガード下横丁を皮切りに、札幌市場外市場(札幌市中央区)、金シャチ横丁(名古屋市中区)でも同様のイベントを開催。今回は横川商店街とコラボした。
同社が全国の一般消費者らに調査によると、「使えるかわからない」「少額だと嫌がられる気がする」などの理由でキャッシュレス決済の利用をためらう消費者が65%以上に達する一方で、「キャッシュレス決済の方が楽」という店員らが約70%を占めた。利用者と店舗側で大きなギャップがあることがわかっている。
横川商店街連合会の星野哲郎会長は「商店街にとっても、キャッシュレス決済を進めるのは時代の流れ」と話していた。