元受付嬢CEOの視線

私のニューノーマル ストレス転じて癒しと為す

橋本真里子
橋本真里子

 ここ数カ月、ビジネスとプライベートの両面で、皆さんを取り巻く環境も大きく変わったと思います。以前の連載でも触れましたが、私の生活も大きく変わりました。例えば、食事の摂り方です。会食が多かった起業後の生活を考えると、こんなに家でご飯を食べることになるなんて全く想像していませんでした。環境が変わることは誰しもストレスを感じやすいものです。しかし、最近はそのストレスをうまく活かせば、自分をアップデートすることができるということに気づきました。

 今回は、コロナによる環境の変化で直面したものの、「リラックス/リフレッシュ」に転換することができた「ストレス」や「問題」と、転換した結果、今では私の「ニューノーマル(新しい日常)」になっている習慣についてお話しします。皆さんにもそんなコロナで生まれた新しいスタイルがあるのではないでしょうか。

 テレワーク優先の家に引っ越し→収納が激減した結果…

 実は最近引っ越しをしました。緊急事態宣言が明け、契約更新が迫った最中でドタバタと、たいした準備もできないまま引っ越し当日を迎えました。

 在宅勤務も考慮し、部屋の広さなどを重視した結果、実は収納スペースは以前より減ってしまったんです。私にとってこれは死活問題(笑) 4年近く住んだ家には今は着ない洋服もたくさんありました。収納があるとついついそのまま仕舞い込んでしまうところですが、この機会をチャンスと捉え、かなり断捨離しました。そしてこれを機に、とにかく物を少なく、快適な環境作りを心がけようと思ったのです。

 環境づくりを心掛けた結果、新たに私のリラックスタイム、というかリフレッシュタイムになったのはなんと「掃除」です(笑) 今はテレワークや外出を控える状況である上に梅雨の時期でもあるため、運動量が減ります。その代わりに、朝から精力的に掃除します。トレーニングメニューを組み立てるかのように、「掃除機・床拭き・お風呂掃除・トイレ掃除…」とメニューを用意し、日々組み合わせて掃除をしています。

 「引っ越し」と「おうち時間が長い」のタイミングが重なったので、これからは快適な環境づくりに勤しみ、オンオフの切り替えがしやすく、よりリラックスできる空間にしていく工夫を凝らすのが一つの楽しみにしています。

 起業以来あたり前だった会食がなくなった結果…

 コロナの影響もあって今は、「一歩外に出れば食べたいものが手に入る」という時代から、「スマホを操作するだけで食べたいものを運んできてくれる」そんな時代になりました。以前はご飯を食べる手段は「自炊する・外食する」という選択肢しかなかったのが、今はそれに加え、「買いに行く・配達してもらう・作りに来てもらう」なんていう選択肢も出てきました。

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