時代の人日本を面白くする企業

デイビット・スワン氏

ロバート・ウォルターズ・ジャパン
株式会社 代表取締役社長

デイビット・スワン氏 インタビュー


(2015年6月取材)

-事業内容を教えてください

 バイリンガルで専門スキルを持ち合わせたスペシャリスト人材に特化した人材紹介会社で、派遣事業も行っております。人材派遣・紹介会社では珍しいチーム制を採用し、30の各業界別の専門チームを組織しています。


-日本は好きですか?

 はい、大好きです。特に東京は刺激的な街です。大阪にも出張に行く機会が多いのですが、皆さん丁寧で、とても過ごしやすいです。


-日本人について、長所と短所は?

 日本人は、仕事を一生懸命に取り組む人が多いように感じます。ただ、西欧の国の人間と比べると、これまでに体験したことがないアクシデントが起きた場合の対応力は低いと思います。


-理念を教えてください

 「楽しさ(働く環境、働きやすさ)+質=利益」が基本理念だと考えています。




-バイリンガル人材の紹介を行う上で御社の強みを教えてください

 最大の強みはコンサルタントのクオリティの高さです。およそ25か国の国籍の社員が外資系企業と強いコネクションを築いているほか、日系企業からの求人も扱っています。日本人のコンサルタントはもちろんのこと、多くの外国人コンサルタントが、日本の企業文化も理解しており、高い日本語能力を備えています。様々な国籍やバックグラウンドの社員が働いている弊社だからこそ、クライントや候補者の方のニーズにお応えできると考えております。


デイビット・スワン氏
石を配置し「和」を基調としたレセプション

-社風(社内の雰囲気)や特徴的な制度があれば教えてください

 チームボーナス制を採用しており、良い人材を独占するのではなく、チーム内で助け合って良い人材に最適な仕事を紹介する仕組みを導入しております。

 社内でのイベントも多く、毎年開催する花見やクリスマスパーティ、ファミリーデーのほか、チャリティーイベントも積極的に開催しています。毎週金曜は、17時半からフライデー・ドリンクという社内イベントがあり、社員とのコミュニケーションを推進しています。これにより、チームを超えたコミュニケーションを高め、情報交換を活性化し、会社全体の利益につなげていきたいと考えています。


-今後、手がけていきたいこと、目標を教えてください

 弊社における女性転職者の紹介案件は4割近くに上っており、今後もバイリンガルで専門スキルを備えたスペシャリスト人材を中心に、より良いキャリアの機会を紹介することで、日本における女性の活躍推進に向けて、日本経済に貢献していきたいと思います。


-グローバル社会で活躍していく秘訣は?

 柔軟性、特に日系企業ですが、ダイバーシティ・マネジメント[1]をさらに推進していくべきだと思います。世界で成功している企業の多くが、女性の進出に積極的であり、一つの国籍ではなく、あらゆる国籍の人と働く環境をつくることで、物事の見方も広がると思います。


-これからの日本を面白くしていく取組みは?

 昨年から開始したラグビー日本代表の支援については、日本代表チームの監督に来社いただき、弊社マネージャー向けに講義を開きました。中でも「世界で戦える強いチーム作り」の話は大変勉強になり、このようなスポンサーシップの取組みから多様な考え方を学ぶ機会を得ました。

 日本で15周年を迎える今年は、さらに国立新美術館や立命館アジア太平洋大学の日本で初めてのビジネス・ケース・コンペティションへの支援などをはじめ、アートやスポーツ、そして教育分野での人材育成にも注力して、日本の発展に貢献していきたいと考えております。


注釈
[1]ダイバーシティ・マネジメント
個人や集団間に存在する「多様性」を競争優位の源泉とする組織マネジメント。
「多様性」は、人種や性別に限らず、年齢、身体障害の有無などの外見的な違いや、宗教、価値観、社会的背景、生き方、考え方、性格、態度、嗜好など多岐にわたる。

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