地方発26歳女性プロゲーマーの素顔 (上)ゲームが「部活」だった (1/4ページ)

ゲームの技の精度を磨いたり、対策を練ったりと、練習を重ねるたぬかな選手=大阪市福島区
ゲームの技の精度を磨いたり、対策を練ったりと、練習を重ねるたぬかな選手=大阪市福島区【拡大】

  • 「eスポーツの裾野を広げたい」と話すたぬかな選手=大阪市福島区
  • 父親の影響で、きょうだいと共にゲームに熱中するようになった小学生時代のたぬかな選手(本人提供)

 対戦型ゲームの勝敗を争う「eスポーツ」。2018年のジャカルタ夏季アジア大会で公開競技になり、海外を中心に人気が広がっている。その世界で格闘ゲーム「鉄拳」専門の女性プロとして世界で活躍しているのが、たぬかな選手(26)だ。「好きなこと」を仕事にした女性プロのパイオニアの素顔は、堅実に未来を見据えて技を磨く、ストイックな女性だった。(小松大騎)

 大会前は12時間プレー

 --今年でプロゲーマー3年目。eスポーツは昨年、新語・流行語大賞のトップ10に選出され、今後さらに注目を集めそうです

 たぬかな 正直に言うと、昔からゲームをしてきた人間としては「いきなりスポーツと呼ばれても…」という戸惑いはありました。メディアに取り上げていただく機会も増え、盛り上がりを感じます。

 --女性プロゲーマーのパイオニア的存在です

 たぬかな 女性プロとしては国内で2人目でした。そもそも、趣味の鉄拳でご飯が食べられるようになるなんて夢にも思いませんでしたね。「女子もプロとしてやっていけるんだ」と興味を持ってもらい、新たなプレーヤーが出てくればうれしいし、やりがいになります。

 --プロゲーマーの主な活動内容を教えてください

大会前は1日に12時間