キャリア

「1000万円プレーヤー」の初任給 成功につながる使い道とは? (1/2ページ)

SankeiBiz編集部

 入社式から約1カ月経つと、新社会人たちは待望の初任給を手にする。ゴールデンウイークのレジャー費にあてようか、記念に腕時計でも買おうかと楽しく思いを巡らせていることだろう。

 両親やお世話になった人にお礼の品を贈るというのも定番だ。新人時代の初任給の使い方を、年収1000万円の層と400万円の層で比較すると、1000万円の層の方が親へのプレゼントに使う割合が高かったという。

 感謝の気持ちを言葉だけでなく形でも示す習慣がビジネスの成功につながっているのかもしれない。

「自分へのご褒美」に差

 総合人材サービスのパーソルキャリアは今年2月、会社勤めのビジネスパーソン男女計800人を対象にインターネット調査(質問はすべて複数回答可)を実施。年収1000万円~1100万円未満の30~50代を「1000万円プレーヤー」、 400万円~500万円未満の20代~40代を「平均年収層」と定義し、それぞれ400人の回答をまとめて比較した。

 調査範囲は東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県。回答者に役員、経営者、フリーランスは含まれていない。

 新入社員だったときの初任給の平均額は1000万円プレーヤーが20万2393円、平均年収層が19万5936円で大きな差はなかった。

 初任給の使い道トップ3を比較すると、1000万円プレーヤーは1位「親へのプレゼント」(49.7%)、2位「貯金」(49.0%)、3位「交際・飲食費」(30.8)。平均年収層は1位「貯金」(51.3%)、2位「親へのプレゼント」(43.8%)、3位「趣味・遊び」(24.8%)だった。

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