最強のコミュニケーション術

休み明けの憂鬱を緩和する方法 「頑張るぞ」と考えても自分の心は騙せない (2/4ページ)

藤田尚弓
藤田尚弓

ポジティブ思考だけではうまくいかない

 私たちは毎日、無意識のうちに心の中でセルフコミュニケーションを行っています。例えば、休み明けに憂鬱だと感じる人なら「今日から仕事か。嫌だなぁ」「会社に行きたくないな」といったつぶやきを無意識のうちにしているはずです。いわゆるポジティブ思考を試したことがある人は、こういったつぶやきを打ち消して「楽しい!」「頑張るぞ」と考えようとします。しかし、ただポジティブな言葉に置き換えるだけのやり方では、効果は感じにくいはずです。

 セルフコミュニケーションを変えるときには「嘘はつかずに」「少しずつ」というのがポイントです。「今日から仕事か。嫌だなぁ」というつぶやきが出てしまったのであれば、「休日は楽しかったな」や「仕事を頑張って、次はどこに行こう」といった、同意できる前向きなフレーズに置き換えます。強引にポジティブ思考をしようとしたときよりも、こちらのほうがストレス緩和を実感できるはずです。

 心から同意できるような言葉が見つからない場合、同意できそうなことに「かもしれない」をつけるというテクニックを試してみましょう。「仕事があるからこそ休日が楽しい…のかもしれない」「ここをのりきれば仕事も楽しくなる…かもしれない」といった具合です。明らかに事実と違うことを自分に言い聞かせるのは難しいものですが、この方法を使い始めると、自分が納得できる前向きな側面を見つけやすくなります。

休み明けに試したいセルフコミュニケーション4選

 ストレスの捉え方に影響を与える4つの要素(脅威性、嫌悪性、影響性、コントロール可能性)を考慮して、休み明けの憂鬱を緩和するおすすめフレーズを作成しました。ネガティブなつぶやきをしてしまった後に、付け加える形で試してみてください。

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