キャリア

上司に求めるのは“高感度センサー” 手強い「令和」新入社員はこう使え (2/3ページ)

SankeiBiz編集部

鬼軍曹にはついていかない

 次に、「働きたい職場」に関して聞くと、トップは「お互いに助けあう」(60.4%)で過去最高だった。「アットホーム」(47.4%)、「互いに個性を尊重する」(43.4%)が続いた。

 小松氏は、「鍛えあいながら一丸となって進んでいく“集団的な助けあい”ではなく、互いの個性や特徴を認め、それを生かし合いながらあたたかい雰囲気のなかで仕事を進めていく“個性尊重型の助けあい”をイメージしているようだ」と分析する。

 さらに「上司に期待すること」を聞いてみると、1位は「相手の意見や考え方に耳を傾ける」(49.2%)、2位は「一人一人に丁寧に指導する」(44.8%)でいずれも過去最高だった。一方で、「言うべきことは言い、厳しく指導する」(24.4%)、「周囲を引っ張るリーダーシップ」(16.7%)はともに過去最低となった。

 こうした点から、小松氏は今年の新入社員にとっての理想の上司について、「一人一人の声をキャッチして個別最適な指導を行い、良い点に目を向けてメンバーの行動やアウトプットを承認する“高感度センサー”を持った人といえそうだ」と類型化した。

互いの価値観の違いを理解し合う

 これらの調査結果から、令和時代を迎えた今どきの新入社員は、マナーよりも仕事に必要な知識・スキルへの関心が強く、トップダウンではなく個人にフォーカスする職場や上司を求め、仕事を通じた成長欲求が薄くなりつつあることがうかがえる。

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