社会・その他

米中貿易戦争にビクともしないハリウッド、対する中国映画業界は青色吐息 (1/3ページ)

 今回、ご紹介するエンターテインメントは、エンタメど真ん中、映画のお話です。2017年5月4日付の産経ニュースWEST「中国に媚びたが“冷や水”…目が覚めたハリウッド、買収案件『金ない』次々ご破算の深い事情」をはじめ、2018年8月17日付の産経ニュースの本コラム「ハリウッドが危機に トランプvs中国 貿易戦争の副産物」などでご紹介したように、本コラムではハリウッドと中国との関係について定点観測を続けていますが、最近、中国の映画界に、新たな異変が起きているようなので、今回の本コラムではその状況などについてご説明いたします。

◇   ◇

 米中貿易戦争は、激しさを増していますが、中国側の報復措置では、ハリウッドに代表される米のエンタメ業界はビクともせず、一方で中国の企業や消費者を困らせる結果になるとの見方が出ています。

 5月18日付で米の金融経済系通信社、ブルームバーグが伝えているのですが、ハリウッドの大ヒット映画から観光、教育に至るまで、米国が中国に輸出しているサービスは総額約589億ドル(約6兆4000万円)。一方で、中国はとりわけ映画や旅行業の分野で米国に大きく依存しており、昨年、中国の映画興行収入の38%を占めた外国映画で最も多くを稼いだのはハリウッド映画であると明言。現在公開中のハリウッドのSF大作「アベンジャーズ/エンドゲーム」は中国史上3番目の利益を稼ぎ出す記録的なヒットになったと指摘します。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus