働き方ラボ

あの「尻職人」の“ビジネス書”がスゴイ 『グラビアアイドルの仕事論』 (1/3ページ)

常見陽平
常見陽平

 そういえば最近、「セルフブランディング」や「パーソナルブランディング」という言葉を聞かなくなった。個人のブランド価値を高める取り組みである。

 ちょうど10年前、SNSの影響力が注目され始めたばかりの頃は、プロフィール欄をやたら盛る人、名言を引用し意識高い発言を繰り返す人、人脈をひけらかす人、仕事での成功を投稿する人、やたらと派手な2枚目の名刺を持つ人などが散見された。

 いや、明らかにこれらの行為に取り組んでいる様子はダサいのだが、いまや定着しているとも言える。「ブランディング」という言葉を使わずに、さらりと取り組んでいる人も散見される。最近のテクニックは、さりげない主張だ。Instagramなどに、さりげなく著名人が写り込んでいたり、一緒にいる人の手元だけ写し誰といるかを想像させたり、やはり写り込んでいるアクセサリーやクルマの鍵などで自己主張したりという手法である。

 ただ、意識高い系ウォッチャーとして声を大にして言いたい。これらのテクニックはあくまで小手先のものである。結局のところ、ビジネスパーソンとしての自分をアピールする最適の手段は、仕事そのものである。

 もちろん、自分の魅力を伝えるためのテクニック自体は否定しない。しかし、中身が伴わないと「香ばしいヤツ」と思われるだけだ。「盛る」にしても、自分がどうありたいかというビジョンが必要だ。

 「とはいえ、その他大勢から抜け出したい!」「俺は、変わりたいんだ!」と思うアナタ。オススメの本がある。『グラビアアイドルの仕事論』(倉持由香 星海社)である。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus