働き方

仕事中の「30分の昼寝」で、パフォーマンスはどれほど変わるのか (3/3ページ)

 長期休暇中には、長距離の運転をする人も少なくない。昼寝は、ドライバーが安全運転をする手助けにもなると言われている。運転中に眠たくなった経験がある人は多いだろう。運転中に睡魔に襲われることがどんなに危険なことか、よく分かっていても、結局無理をしながらリスキーな運転を続けてしまう。

 もちろん、運転する前日に十分な睡眠をとることは理想的だが、運転前の少しの昼寝でも安全は高まる。米国の国立睡眠財団によれば、運転中に眠気を感じたら、すぐに車をパーキングエリアなどに止め、20分ほどの睡眠をとるべきであるという。それによって、運転の質や注意力が高まり、事故を起こす可能性が断然低くなる。

 20~30分の昼寝が最も効果的

 ロンドンで「昼寝バー」を営業する睡眠専門家は欧米メディアに、昼寝が「用心深さや生産性の向上、パフォーマンスの強化に役立つだけでなく、ミスを減らし、事故も減らす」と述べている。昼寝が命を救うことだってあるだろう。

 さらに健康維持にも重要な要素だという。昼寝はストレスだけでなく、心臓が負担を受けるリスクも軽減する。ハーバード大学医学部による調査では、週に3回、30分以上の昼寝をする人は、心臓疾患で死亡する確率が37%も低くなる。

 欧米のメディアを見ていると、効果的な昼寝の方法は30分以内にすること。米国の国立睡眠財団によれば、20~30分の昼寝が最も効果的だという。

 同財団によれば、10~20分の昼寝では、逆に倦怠(けんたい)感が出る可能性もあるので要注意である。

 お盆休み中の移動だけでなく、連休明けに日常の仕事に戻っていく際にも、昼寝の導入は効果的かもしれない。ぜひ意識してみてはいかがだろうか。(山田敏弘,ITmedia)

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