働き方

高年収の鍵は「朝活」? 1000万円プレーヤーの3人に1人が実践 (2/2ページ)

SankeiBiz編集部

 「仕事のタスク整理」は約2倍

 「朝活をしている」と回答した1000万円プレーヤーと平均年収層に、朝活の内容について聞いたところ、いずれも最も多かったのは「ランニングもしくはウォーキング」で、1000万円プレーヤーは41.7%、平均年収層は47.3%だった。違いが大きかったのは「仕事のタスク整理」で、1000万円プレーヤーは14.7%と、平均年収層(7.8%)の2倍近い割合となった。一方、「ジム」に通っていると回答した1000万円プレーヤーは8.0%で平均年収層(17.0%)の半分以下だった。

 パーソルキャリアは今年3月、日本初のハイクラス人材向けのキャリアプラットフォーム「iX(アイエックス)」を開設。ハイクラス層のさまざまな実態や特長を探る調査を実施している。今回の調査もその一環だ。

 パフォーマンスを最大化

 調査結果について、同社の清水宏昭iX統括編集長は「1000万円プレーヤーは平均年収層に比べて、平均起床時間が早く、朝活を行っている割合も高い」とコメント。朝活の内容が1000万円プレーヤー、平均年収層ともに「ランニング・ウォーキング」が最多となる一方で、「仕事のタスク整理」の割合が1000万円プレーヤーで平均年収層の2倍となったことに関しては「朝が最も集中できる時間帯であるとはよく聞くが、朝早く起きて運動し仕事の事前準備を行うことで、午前中の仕事のパフォーマンスを最大化しているのかもしれない」と指摘した。

 また、「ジム」の割合が1000万円プレーヤーで平均年収層の半分以下となったことについては「営業時間やジムまでの移動時間などを考慮して、シビアに投資対効果を見ているのかもしれない」との見方を示した。(SankeiBiz編集部)

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