視点

「IR=カジノ」は誤解 会議場、ホテル整備で集客・雇用に効果 (2/3ページ)

 7月6日、東京・池袋で開かれたマカオ大学主催のシンポジウム「日本統合型リゾート~健全社会のIRを目指して」。マカオの大手IR事業者、ギャラクシー・エンターテインメント・グループ日本地区最高執行責任者、テッド・チャン氏は「IRに対する誤解を解けば日本でも受け入れられる」と訴えた。

 誤解として「IR=カジノ」「ギャンブル依存症になる」「IRは地域に恩恵を与えない」「IRは大人だけの遊び場」などを挙げた。これらに対し、カジノの専有面積はIR全体の延べ床面積の3%以下に制限されているとして、大規模な会議場やホテル、劇場、商業施設などが一体整備された巨大集客施設がIRだ、と指摘した。

 その上で、「パチンコや競馬などは大人がもうける目的で行くが、IRは子供向け施設もあって家族で楽しめる。エンターテインメント性もホスピタリティーもあるので多様な年齢、国籍にも対応できる。地元には雇用を創出し、レストランなどでの食材は地元から調達する。税収も生む」と説いた。IRは観光客の増加、雇用の創出、周辺産業の増収をもたらすというわけだ。

 同日のシンポジウムで基調講演を行った観光庁の秡川直也審議官は「日本が大規模な国際会議などを誘致できないのは展示場やホテルが貧弱なため。これでは(国際会議や展示会・見本市など)MICEを誘致できない」と強調した。

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