最強のコミュニケーション術

誰も教えてくれない「自分の話」のさじ加減 自虐ネタは逆効果だった (2/3ページ)

藤田尚弓
藤田尚弓

 自己開示の大切さは話し方の本やコラムなどでもよく触れられるポイントですが、効果的に使うにはタイミングも重要。出会ってすぐスグは挨拶や表面的な会話にとどめ、心理的距離を縮めてもよさそうなタイミングで、自己開示をしたほうが、より効果的に距離を縮められるということを覚えておきましょう。

 次に、自分の話をするときにどんな話題を選べばいいのか、注意点とお勧めトピックをご紹介します。

取扱注意! 自虐ネタは損をする

 自分を良く見せようと思う気持ちが強いと、ちょっとした雑談も自慢話のようになってしまう。これは皆さんご存知のよくある失敗です。そうならないように、自分の話をするときに自虐ネタを選ぶ人も多いのではないでしょうか。

 自虐ネタは、付き合いが長くなってどんな人かよくわかってからなら良いのですが、人間関係を構築する初期の段階ではお勧めできません。まだよく知らない相手に対して、私たちは限られた情報から印象を形成し、相手がどんな人かを判断するからです。

「印象なんて後から変わる」と思うかも知れませんが、私たちには予測したとおりの行動に注目し、そこを記憶してしまうという傾向があります。「A型はやっぱり几帳面だな」「ジャズ好きは、やっぱり気難しいところがあるな」など、大雑把で寛容な面がたくさんあっても、予測に合致したところは印象に残りやすいのです。

 自虐ネタでは、自分の失敗や弱い部分に関する話題が主になります。そこから「そそっかしい人」「〇〇に弱い人」といった先入観念を持たれ「やっぱり」と合致部分に注目されてしまうのは残念です。そこでお勧めしたいのが、ワンフレーズを付け加えるというやり方です。

学びと成長のワンフレーズで印象チェンジ

 以下の文を読んで、皆さんはどう感じるでしょうか。

  •  A 高いけれど機能がいい
  •  B 機能がいいけれど高い

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