社会・その他

アダルトサイトと組んで現代アート展 ロサンゼルスのギャラリーで

 セクシュアリティーを表現するアートとしてのヌードとアダルト動画などポルノの間の微妙な境界線は、ロサンゼルスのギャラリー「マッカローネ」がポルノハブと組んで展覧会「プレジャー・プリンシプル」を始める今月、一段と曖昧になる。

 ミシェル・マッカローネ氏は、挑戦的で時に不可解なコンテンポラリーアートを紹介することで知られる。一方のアダルトサイトのポルノハブには毎日1億2000万人ほどが訪れる。

 ポルノハブのコーリー・プライス副社長はこれまでも多様な試みを行ってきたとし、ニューヨークの「ミュージアム・オブ・セックス」と組んだ「STAG:ポルノ映画の違法な起源」と題するショーなどを挙げ、「文化的に関与し、ブランドを異なる多様な方向に進めることは重要だと思う」と述べた。

 その上で、「無作為にアート作品のスポンサーになっているわけではない。アート分野におけるセクシュアリティーとセックスについての話題の一部になりたい」と付け加えた。

 マッカローネ氏は、セックスと女性を前向きに捉える展覧会は同氏のギャラリーが展開するプログラムと直接調和すると話す。同ギャラリーは2016年、そして18年にもフェミニストのアート作品展覧会を行った。「セクシュアリティーの歴史をたどり直すことに興味がある。特に女性のセクシュアリティーだ。私が本当に情熱を注ぐ対象だ」と同氏は語った。

 マッカローネ氏は自身が作品を選び、ポルノハブ側は作品展示などにかかるコストを負担する取り決めを行った。

 この展覧会は11月23日まで。(ブルームバーグ James Tarmy)

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