働き方

副業・兼業の時代に強くなる “FIND YOUR WHY”のススメ (2/3ページ)

 いま、世界中で働き方改革のムーブメントが起きています。働き方の選択肢が一気に多様化しているのです。ただ、このムーブメントは、世界均一の結果にはならないでしょう。各国ごとに、その歴史的背景を生かしながら、変化していくはず。特に、日本はその色合いが濃いだろうと考えています。私たちは、日本なりの働き方改革の成功例を出していかなければなりません。

 ここ数カ月で見えてきた新たな変化

 副業・兼業、フリーランスなど、新しい働き方をしたい人にとっては、大きなチャンス。これまでの実践者は、どちらかといえば流れに身を任せていたら、いつのまにか新しい働き方に行き着いた、という方が多いように思います。たとえば出産や子育て、配偶者の海外転勤による移住など、さまざまな理由で会社を離れた人が、個人として声をかけられて仕事をし、成果をあげる。もともと能力が高く、謙虚で、活躍してきた下地があればこそですが、やむを得ず退職した先に新しい働き方があったという方々です。

 それが、まさにここ数カ月、自らの意思で踏ん切りをつけてスタートを切る方々が増えてきています。彼らを見ていると、前向きに、そして徹底的に目の前にある仕事に取り組んできたことが、新しい働き方の潮流にのっていく準備につながったのではないか、と思います。

 副業を認めない上司を説得するには?

 「会社としては副業容認なのに、直属の上長が認めてくれない」。こんな悩みを抱えている方もいるかもしれません。

 重要なのは、上司や関係するチームとどうコミュニケーションをとるか、だと思います。

 現在勤めている会社での仕事、これから始めたい他社での副業・兼業、あるいは個人での事業、どちらも本気であるはずです。仕事とはそうでなければいけませんし、本気であるなら、何かを隠したり、意図的に伝えないようなことがあってはいけないでしょう。

 その際、何を軸に伝えるか、という点においてはポイントがあると思います。それは、「give」、何を与えられるかです。自分が副業・兼業をして成長することで、会社にどんなメリットを与えられるのか、ということです。

 副業・兼業の実践は、自己成長・自己伸長の機会であることは間違いないでしょう。けれどそこを強調しすぎるのは危険。利己的に聞こえてしまうからです。同じことを伝えるのでも、「私はこうなりたい」というwillを軸にするのか、「会社にこういうことを還元したい」というgiveを軸にするのかでは、まったく印象が異なります。

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