働き方 休業手当の一律除外を否定 加藤厚労相、緊急事態宣言で 2020.4.7 12:03 print mail 加藤勝信厚生労働相は7日の記者会見で、新型コロナウイルス感染拡大防止を目的として同日出される緊急事態宣言に基づき、特定施設の使用が制限された場合、使用者側の休業手当支払い義務について「一律に、直ちになくなるものではない」と述べた。 衆院厚生労働委員会で答弁を行う加藤勝信厚労相=3日午前、国会・衆院第16委員室(春名中撮影) 加藤氏は支払いの要否について「(原因が)使用者の不可抗力によるものかどうかがポイントだ」と指摘。「例えば自宅勤務などで労働者を業務させることが可能か、他に就かせる業務があるかも含め総合的に判断する必要がある」と説明した。