社会・その他

愛知県知事が芸術祭負担金支出求め名古屋市を提訴 異例の法廷闘争へ

 愛知県の大村秀章知事は20日、県庁で記者会見し、芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の未払い分の負担金約3300万円を支出しないとの名古屋市の通知を受け、自身が会長を務めるトリエンナーレ実行委員会として支払いを求めて名古屋市を提訴すると表明した。21日に名古屋地裁に訴状を提出する。芸術祭を巡る県と市の対立は異例の法廷闘争に発展する。

 大村知事は「適正な手続きを経て決定された債務を支払ってもらえないという不当、不公正な状態を放置できない」として、司法の公正な判断を仰ぐべきだと説明した。

 新型コロナウイルス感染症対策で県と市の協力が必要な局面での提訴となったことについては「感染症対策は一致協力して取り組む。支払ってもらえればわざわざ提訴する必要はなく、残念だ」として、責任は名古屋市の河村たかし市長にあると強調した。

 名古屋市は芸術祭の負担金1億7102万4千円のうち、3380万2千円を支払っていない。

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