働き方ラボ

狭い家で仕事にならないと嘆くアナタ その自宅オフィスはもっと快適になる (1/3ページ)

常見陽平
常見陽平

 男性の部屋をめった斬り

 かたい頭に釘を打ち込まれたような衝撃だった。腐った魂を蹴り上げられたような感覚に陥ってしまった。何の話かというと、7月15日にスタートしたテレビ東京系の深夜ドラマ『おしゃ家ソムリエおしゃ子!』のことである。原作者かっぴー氏はクリエイター群像劇『左ききのエレン』に続き、2作目のドラマ化となる。主人公の女性が、男性の部屋をめった斬りにする様子が痛快だ。

 主人公はおしゃれ一族“イエーガー家”の一人娘、イエーガー・おしゃ子(矢作穂香)である。「おしゃ家ソムリエ」であるおしゃ子はある理由のために25歳の誕生日を迎えるまでに、おしゃ子が認める「おしゃ家(いえ)」に住む理想の男性を見つけなければならない。しかし、おしゃ子の理想は高い。おしゃ子は簡単にお持ち帰りされるのだが、男性の自宅に到着した瞬間、猛チェックと、ダメ出しが始まる。これが、いちいち的確で面白い。

 たとえば、第1回に登場した若き起業家の基陸ルゥ斗(もとりくるーと)は、タワマンに住んでいるが狭く、そのスペースにル・コルビュジエのレプリカなどを詰め込んでいる点や、埃をかぶったDJブース、さらには起業家の家には必ず洋書、風景の写真集、ビジネス書が並んでいて、しかも読んだ形跡がない件などが猛批判された。第2回に登場したグラフィックデザイナー多摩美大(たまよしひろ)は、無印良品信者だ。単にそろえただけで、無印良品のブランドコンセプトを理解していないのではないかとダメ出しされた。このダメ出しをする際の、おしゃ子のエモさ、さらには具体的かつ的確なアドバイスがたまらない。

 さて、ここまで読んで、嫌な予感がした人がいるのではないか。そう、「これって私のことでは?」「ウチも人のことを言えない」と。とくに、新型コロナウイルスショックにより、自宅を急遽テレワーク仕様にしなくてはならなかった人も多いことだろう。突貫工事であるがゆえに、効率上も、見た目上も様々な問題を抱えているのではないか。

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