働き方

ジョブズもザッカーバーグも イマドキ富裕層達が同じシャツを着る理由 (1/2ページ)

 ビジネスで成功している30代~40代の若手富裕層には、全身ユニクロでユニクロに買い物に行く人が結構いるのだそう。彼らがユニクロを好む理由は、米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグが毎日同じシャツを着る理由と共通していた--。

 ファッションに興味のないイマドキ富裕層たち

 一般的に富裕層というと、高級ブランド品など豪華な洋服で着飾っているというイメージがあるかもしれません。

 確かに、芸能人やスポーツ選手などに見られるように、高級ブランド品を好む人もいます。

 また、洋服や服飾品には自我拡張作用があり、高級な品を身に着けると気分が高揚したり自信がついたり、それにふさわしい言動をするようになる効果があります。実際「勝負服」という言葉もあるくらい、その効果を実感したことがある人も少なくないと思います。

 しかしそれも、もう過去の話。

 昨今の若い富裕層の多くはファッションにはあまり興味がないし、重きを置きません。普段の服装は、どこでも手に入るカジュアルスタイルで、見た目は一般人と区別がつかないほどです。

 特に男性の場合、ユニクロが大好きです。飲み会などでも「ほぼユニクロで買う」という会話が飛び交います。

 つい先日も彼らとのSNSで、「全身ユニクロを着てユニクロに買い物に行った」というコメントで盛り上がったのですが、「僕も」「俺も」という人が結構多くて、改めてユニクロ人気の高さを感じました。

 そういえば私もこの原稿をカフェで書いているのですが、靴(というかサンダル)以外はユニクロです。

 そこで何人かにその理由を聞いてみたところ、次のような理由が出てきました。

 本当にお金をかけるべきことは何か

 彼らは他人からどう思われるかをあまり気にしません。

 カッコよく思われたいとか、こんな格好では恥ずかしいといった感覚が希薄です。自分に自信を持っているから、服装で見栄を張る必要がないのです。

 それはユニクロがダサいということではなく、シンプルなデザインゆえに普段着としても仕事の場面でも違和感がなく、堂々と着ていられるということです。生地や縫製の品質もハイブランドに匹敵するレベルで、着こなし次第ではむしろおしゃれに感じる人もいるでしょう(ちなみにいまから約35年前、私が中学生の頃に地元の岡山でユニクロを買ったことがあり、糸がほつれているなど安かろう悪かろうという印象でしたが、当時と比べても雲泥のクオリティだと感じます)。

 服装で見栄を張る必要がないことに加えて、彼らにとってファッションは勝負するところではないため、そこにお金をかける必要がないと考えています。

 事業家である彼らが重要なのは、仕事でパフォーマンスを高め成果を出すことです。しかしスーツでは動きにくいし夏は暑い(営業などで人と会う場面や人前に立つ場面は別として)。だからシャツにチノパンなどといった服装を好む傾向があるのです。

 SNSではキラキラ写真だが、実は片付けができない…

 むろん、自分のブランディングのために、あえて見た目にお金をかけている人もいます。

 ただしそういう人たちは、自分が勝負すべき土俵ではお金をかけ、そうでない土俵では徹底的に省力化するという峻別がついています。

 知人の起業コンサルタントは、SNSにアップする写真は高級スーツに身を包んでいますが、普段はTシャツとジーンズだと言っていました。

 別の知人で貿易ビジネスで成功している女性も、やはりSNSではキラキラ写真を載せています。セミナーなどへの集客を考えると、やはり憧れられるイメージ作りが重要だからでしょう。しかし彼女はまったく片づけができないタイプで、自宅はすぐ汚部屋になるそうです(なので結婚してからは家政婦を雇っているとのこと)。

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