書評

『吉本興業の約束 エンタメの未来戦略』大崎洋、坪田信貴・著

 ■タレント秘話や契約実態語る

 約6000人のタレントを抱えるエンタメ企業、吉本興業。昨年の闇営業騒動後、複数回行われた大崎洋会長と、社外取締役で通称『ビリギャル』の著者、坪田信貴氏のトークを書籍化。タレントらも交え、「人たらし感が半端(はんぱ)ない」大崎氏と吉本興業の「ありのまま」が浮かび上がる。

 タレント秘話、契約の実態、反社会的勢力との決別、デジタル化や吉本放送局で目指す地方創生など、同社の過去・現在・未来を大崎氏が語り、坪田氏が解説する。

 そのやり取りに笑いながら企業経営、コミュニケーション術、IT戦略などの深謀遠慮に舌を巻く。(文春新書、850円+税)

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