暮らしの中で、いつの間にかできあがった家事のルールはありませんか?
私は何十年と家事を担い続けた結果、自分がやりやすい方法をわが家のルールのように考えるようになり、「家族も守るのが当たり前」と、なかば押し付けのようになっていたことに、最近気が付きました。
このコロナ禍で、主人がリモートワークとなり、家事を手伝ってくれるようになりました。すると、「鍋を収納する場所が違う」「ガス台が油汚れでベトベトのまま」などと、私のルールにそぐわないところばかりが目につき、内心不満をため込んでしまうことがありました。ゴミ出し、洗濯物の干し方、たたみ方…それは家事全般にまでおよび、気になりだしたらキリがなくなるほどでした。
夫からすれば家事をしたのに、理由も分からず妻から不機嫌にされて、なんか感じ悪い、と思うわけです。せっかく料理を作ったのに、と。
その半面、私が疲れて帰ったときには、温かい食事がすでに食卓に並んでいたこともあり、幸せを感じたのも事実です。
夫婦で自宅で過ごす時間が増えた今、家事にマイルールがあるという人は気持ちを切り替えなくてはいけません。
そこで私は、まずは夫がやってくれたことに感謝することにしました。そして私が休みの時に、自分流の家事を思う存分行うというように切り替えました。
先の長い人生を一緒に過ごすのですから、できるだけお互いのいいところに注目し、夫婦がともに気分良く暮らせる工夫をすることが大切だと思うのです。
(日本ホームステージング協会 代表理事 杉之原冨士子)






























