民間が運営する新型コロナウイルスのPCR検査センターが15日、仙台市役所本庁舎1階に開設され、運用が始まった。センターは工務店などを経営する「木下グループ」が運営。同社によると、1日当たり最大700人の検体採取が可能で、実際の来場者は300人程度を見込んでいる。
センターでは検査用の唾液採取のブースなどが設けられ、一般の来庁者との動線を分離するため、専用の出入口を設置。初日となったこの日は108人が予約した。
検査の対象者は宮城県内在住の無症状の人で、費用は市民が1900円、市民以外の県民が2100円。結果は検査の2日後までメールで通知する。検査希望日の5日前から予約が可能で、同社のホームページで受け付ける。
同社の担当者は「市中心部にあり、市民も来場しやすい。不安解消につなげてほしい」としている。開設時間は平日の午前8時半~午後5時半。問い合わせはコロナ検査センター03・5908・0152。