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警視庁から東京五輪・パラに5選手 「誇り胸に、メダルを」

東京五輪・パラリンピックに警視庁からは5人の選手が出場する。普段は警察官として治安を守る「東京」が舞台となる大会。多くの同僚らも警備などで大会を陰で支えている。「全力をぶつけて恩返ししたい」「警察官としての誇りを胸に、メダル獲得を目指す」。5人は活躍を誓う。

警視庁から東京五輪・パラリンピックに出場する(左から)糸数陽一巡査部長、高宮なつ美巡査部長、大山晃司主事、吉田健人巡査長、島村智博警部補
警視庁から東京五輪・パラリンピックに出場する(左から)糸数陽一巡査部長、高宮なつ美巡査部長、大山晃司主事、吉田健人巡査長、島村智博警部補

新型コロナウイルスの蔓延(まんえん)で1年延期となり、警備体制もなかなか定まらなかった今大会。近代五種女子個人に出場する高宮なつ美巡査部長(29)=第4機動隊=も「不安が大きかった」という。だが家族や職場の支えがあり、代表の座を射止めた。「自分にできることを精いっぱいやりたい」と意気込む。

同じ第4機動隊からは、フェンシング男子サーブルに2人が出場。吉田健人巡査長(28)は「同僚が警備に従事してくれるおかげで五輪に出場できる。全力をぶつけて恩返しをしたい」。島村智博警部補(37)は同種目で日本勢の史上最年長代表で、「培ってきた技術に加え、警視庁の警察官としての誇りを胸にメダル獲得を目指したい」と話す。

警視庁としてパラに初出場するパラアーチェリーの月島署、大山晃司主事(29)も「勤務後に練習を重ねてきた。恩返しをしたいし、決勝の舞台に立ち結果を残したい」と誓う。

警視庁ではこれまで五輪11大会に延べ25人が出場し、金3個、銀2個、銅2個のメダルを獲得。1964年東京大会では柔道男子重量級で猪熊功(いさお)選手が金メダルに輝いた。2004年アテネ大会では柔道女子78キロ級で阿武(あんの)教子選手が金、レスリング男子フリー55キロ級で田南部(たなべ)力選手が銅を獲得したが、最近はメダルから遠ざかっている。

重量挙げ男子61キロ級の糸数陽一巡査部長(30)=第8機動隊=は2016年リオデジャネイロ大会で4位に入り、メダルまであと一歩だった。「メダルを逃してとても悔しい思いをした。警察官として覚悟を持って試合に臨みたい」と今回はメダル獲得を目指す。(大渡美咲)


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