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    新書『さよならテレビ ドキュメンタリーを撮るということ』

    タイトルは東海テレビで平成30年に放送されたドキュメンタリーの番組名。同社の報道局にカメラを入れ、テレビ放送の現在地を生々しく伝えて話題となった。その番組のプロデューサーが、これまで制作してきた番組の裏側とテレビに対する思いをつづった。

    「さよならテレビ ドキュメンタリーを撮るということ」阿武野勝彦著(平凡社新書)
    「さよならテレビ ドキュメンタリーを撮るということ」阿武野勝彦著(平凡社新書)

    「ワクワクするビックリ箱ではなくなってしまったテレビ。テレビの未来はどうなっていくのか…」。著者はこう記す。物議を醸すような題材も取り上げてきたからこそ描ける体験的メディア論。交流のあった女優、樹木希林さんの思い出も読み応えがある。(阿武野勝彦著、平凡社新書・1210円)


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