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亡命求めたベラルーシ選手、ポーランドに到着

【モスクワ=小野田雄一】東京五輪陸上女子ベラルーシ代表で、帰国命令を拒否して亡命を求めたクリスツィナ・ツィマノウスカヤ(24)が4日夜(日本時間5日未明)、受け入れを表明していたポーランドの首都ワルシャワに空路で到着した。ポーランド外務省高官がツイッターで明らかにした。

東京五輪陸上女子ベラルーシ代表のクリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手
東京五輪陸上女子ベラルーシ代表のクリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手

ベラルーシで強権統治を敷くルカシェンコ大統領と対立し、ポーランドに移住したラトゥシコ元ベラルーシ文化相は、到着したツィマノフスカヤと写った写真をツイッターに投稿。「ルカシェンコ体制による苦しみが早く終わり、ツィマノウスカヤが新生ベラルーシのスポーツの頂点を再び狙えるようになることを願っている」と書き込んだ。

ツィマノウスカヤは欧米メディアの取材に身の安全が保証されれば競技を続けたい意向を示している。

五輪憲章は国籍変更後3年間の五輪参加を原則的に禁じているが、イタル・タス通信によると、世界陸上競技連盟は4日、ツィマノウスカヤは禁止規定の例外として2024年のパリ五輪への出場が認められる可能性があるとの見解を示した。

2日の200メートル予選に出場予定だったツィマノウスカヤは、一方的に1600メートルリレーへの参加を命じられたとしてコーチを批判。帰国を命じられ、帰国すれば投獄される恐れがあるとして国際オリンピック委員会(IOC)に介入を求めた。

ポーランドが2日、同選手や夫への人道的査証(ビザ)発給を表明した。


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