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五輪選手らを桜で応援 札幌駅前地下歩行空間で展示

北海道の札幌駅前地下歩行空間(通称チ・カ・ホ)で、約3200本の桜の枝が展示され、行き交う市民らが珍しい夏の桜に気持ちを和ませている。東京五輪のマラソンと競歩選手らを応援しようと、札幌市と市内民間有志が道内32市町村から集めた伐採後の枝を雪蔵で冷蔵保存し、2日から展示を始めた。五輪のマラソン競技が行われる7日前後には見ごろを迎える予定だ。

札幌駅前地下歩行空間に展示されている桜。撮影に訪れる市民も=5日午前10時半ごろ、札幌市中央区(坂本隆浩撮影)
札幌駅前地下歩行空間に展示されている桜。撮影に訪れる市民も=5日午前10時半ごろ、札幌市中央区(坂本隆浩撮影)

民間の有志団体「北海道雪氷桜プロジェクト実行委員会」(越智文雄実行委員長)が3年前に発案。当初は五輪開会式の応援に活用する計画だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で中止に。マラソン競技の応援用で配布する構想も浮上したが、沿道観戦の自粛を受け、札幌の魅力発信と市民の憩いにつながるよう地下歩行空間での展示が決まった。

桜の枝は今年1、2月に道内の32市町村で伐採後、空知管内沼田町の排雪貯蔵施設「沼田式雪山センター」で冷蔵保存。自然の雪を使っていることから「雪氷桜(せっぴょうざくら)」と呼ばれる。展示しているのはソメイヨシノ、エゾヤマザクラ、ヤエザクラの3種類。まだ3、4部咲きだが、夏の桜に通行中の市民らも関心を寄せる。市内西区の主婦、夏井眞砂子さん(75)は暑中見舞いに使う写真撮影のため来場。「今年の北海道は暑すぎてきれいに咲く花が少ない。夏に咲く桜は珍しいのではがきを送る友人も喜んでくれそう」と笑顔で話した。桜の展示は8日まで行われる。


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