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【朝晴れエッセー】母親たちの青春・8月7日

ピンク、赤、黄、水色、青に緑。色とりどりの浴衣や甚平姿で園児全員出席の最高の幼稚園夏まつりになった。

例年の夏まつりは、土曜日夕方に園児が登園する。卒園生や近所の方も来園する。近所の小学校郷土芸能部のお囃子で園児が手踊りを披露し、大人も自然と踊りだす。

焼きそばやポップコーン、ゲームを楽しみ、景品の光るおもちゃや水鉄砲を片手にはしゃぐ声。最後は園庭で打ち上げ花火。にぎやかなお祭り縁日となる。

しかし、今は例年通りとはいかないのである。

末っ子が通う幼稚園で今年度、私はPTA会長を務めている。夏まつり実行委員長も担う。本部役員と園とでどうやったら開催できるかギリギリまで話し合った。

6月に実行委員会を招集すると、今できる最大限のことをしたいというのが全員一致の意見だった。園児数は減少し、保護者数が少なくてもにぎやかなものにしたいという熱意のもと、準備を進めた。

例年を知っている保護者が多かったため、説明し理解を得ることに苦心しながらも、久しぶりに感じるわくわく感に心躍る日々だった。

1カ月後、平日午前中に保護者2人まで参加可能という条件で開催することができた。後片付け後、園長先生が保護者に向けた言葉が印象的だった。

「皆さまが準備されている声を園長室から聞いていますと、まるで女子高生のようでした。お母さま方も子供たちも、楽しんだ夏まつりになったのではないでしょうか」


山田睦美 39 千葉県香取市


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