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【編集者のおすすめ】『ミャンマー危機 選択を迫られる日本』永杉豊著 国家が抱える問題明らかに

いま、ミャンマーが燃えています。国軍によるクーデター、市民の虐殺。あの国でいったい何が起きているのか。その全貌を時系列で克明に追ったのが、本書『ミャンマー危機』です。

『ミャンマー危機』
『ミャンマー危機』

著者は2013年から現地で情報誌を発行するジャーナリスト、永杉豊さん。目前で体験したクーデターの顚末(てんまつ)をヴィヴィッドに描写するだけでなく、過去からひもといて国家が抱える問題と事態の原因を明らかにしていきます。

日本はミャンマー(ビルマ)樹立から深いかかわりをもち、近年積極的に企業進出してきました。にもかかわらず、日本人はあまりにもミャンマーについて知りません。

日本政府の果たすべき役割とは? 日本企業はどちらに進むべきなのか? 知識ゼロから、かの国の現状が理解できる究極の解説書をご執筆いただけたと自負しています。

実は、本書の前に私は『漫画 香港デモ激動!200日』という本の編集を担当しました。為政者の暴走と抑圧によって踏みにじられる民衆の自由。言論すら封じられた彼らの代わりに、なんとか真実の声を世界に届けられないものか。ペンは剣よりも強し、との言葉を信じ、微力ながら苦難の中にいるミャンマーの人たちの力になれればと本書を出版した次第です。

著者は印税を全額寄付したうえ、国軍に拘束されることも覚悟し、本書のミャンマー語版出版を模索したいとのこと。われわれの自由と解放を目指す闘いは、これからも続いていきます。


(扶桑社新書・924円)


扶桑社出版局 書籍・ムック第1編集部 吉田淳


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