日本郵政が11日発表した令和3年4~6月期連結決算は、最終利益が前年同期比で約2倍の1597億円だった。新型コロナウイルス感染拡大による経済活動の停滞で大幅減益となった前年同期の反動が主因。ゆうちょ銀行の運用収益増も牽引(けんいん)した。
ゆうちょ銀は貯金の運用が主な収益源だ。市場の混乱で前年同期は運用収益が悪化したが、今年は海外の投資信託の分配金による利益を確保。投信の解約による利益を繰り入れたこともあり、最終利益は約3・6倍の1208億円となった。
かんぽ生命保険は、過去の不正販売のため積極的な勧誘を控えていた個人向け保険商品の営業を4月から本格的に再開した。個人向け保険の新契約を約4万件獲得したが、営業自粛前の元年4~6月期の10分の1程度にとどまった。最終利益は前年同期比11・8%減の412億円。































