静岡県健康福祉部の後藤幹生参事は19日の記者会見で新型コロナウイルスワクチンについて、今月16日~10月10日に165万回(83万人)分が県に順次供給される予定だと明らかにした。これまでの供給分と合わせ、12歳以上の県民(335万人)の約83%に相当する279万人の2回分となり、早ければ10月半ばに県民の8割に接種を済ませられる環境が整うことになる。
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後藤参事は「新規感染者の減少が期待され、感染しても重症化リスクはかなり減る」との見方を示した。
県によると、今月18日時点の接種率は1回目40・17%、2回目30・39%にとどまる。高齢者は8割以上が2回目を済ませている。