ガザでまたデモ、14人負傷 イスラエル軍と衝突

    パレスチナ自治区ガザのイスラエルとの境界付近で25日、パレスチナ人の若者ら数百人による反イスラエルデモがあった。境界で警備していたイスラエル軍と衝突し、ガザ保健当局によると、パレスチナ人14人が負傷した。

    ガザでのデモは21日に実施されて以来。同日のデモでは41人が負傷したが、ガザ保健当局は25日、うち1人が病院で死亡したと明らかにした。

    イスラエル軍とガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスは5月に大規模戦闘を11日間にわたり継続。停戦後もイスラエルはガザの境界封鎖を続けており、ガザでは不満が高まっている。

    一方、イスラエルのベネット首相は24日付の米紙ニューヨーク・タイムズで、ハマスが武装し、イスラエルにロケットを撃ち込む限り封鎖を続けると述べており、緊張が続きそうだ。(共同)


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