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宇都宮動物園 ゾウの宮子のプール改修、ネット募金が目標額達成

宇都宮動物園(宇都宮市上金井町)は、今年10月で48歳になるメスのゾウ「宮子」のために、プール改修費用を募るクラウドファンディング(CF)を実施したところ、開始から13日間で目標額の1300万円を達成した。募集期間は10月17日までで、プロジェクトを知った全国から多くの支援が届けられた。同園では、支援者からのコメントで寄せられた高齢動物への応援の声を受け、第2の目標を設定。高齢の動物たちの健康管理のための「レントゲン機材の購入」として、続けて支援を呼び掛けている。

今年48歳になるゾウの宮子(宇都宮動物園提供)
今年48歳になるゾウの宮子(宇都宮動物園提供)

同園では昭和56年の開園当時から宮子を飼育。人間にたとえると70歳代といい、加齢で足腰が弱った宮子のために、段差のないプールへの改修を予定していた。しかし、新型コロナウイルス禍で来園者が激減するなど経営状況が悪化し、CFで資金調達することにした。

「宮子に水浴びを楽しんでほしい」という同園の思いに、1千人を超えるファンが応えた。プールは来年3月の完成を目指し、宮子にプレゼントされる予定だ。

当初、CFで第1目標が達成した場合、次は「種の保存」に向けた取り組みとして、イヌワシの繁殖場を増設する資金に充てることを検討していた。だが、園内の高齢動物を応援するメッセージが多かったことから支援者の声を反映しようと再検討し、レントゲン機材の購入に決めた。機材の購入費は約1300万円。

荒井賢治園長は「宮子ファンがたくさんいることに驚いた。感謝と責任の重さを痛感している。今後もプールだけでなく動物たちの福祉に努めたい」と話している。


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