14日午前の東京株式市場の日経平均株価は続伸し、2月16日に付けたバブル経済崩壊後の終値最高値3万0467円75銭を一時上回った。新型コロナウイルス新規感染者の減少傾向やワクチン接種の進展が好感された。新政権による経済対策への期待感も引き続き相場を支えた。
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午前9時15分現在は前日終値比102円06銭高の3万0549円43銭。
政府が13日、新型コロナワクチンの2回接種を終えた人が日本の人口の約5割に達したと発表。東京都で13日に報告された新規感染者数が約2カ月ぶりの低水準になり、市場では、経済の正常化が進み、個人消費が上向くとの見方が広がった。
米国でも新型コロナ感染者数が減少に転じつつあり、13日の米国株式市場のダウ工業株30種平均が反発したことも好感された。