日本一長い商店街として知られる大阪市北区の天神橋筋商店街近くのパチンコ店「フリーダム天六店」で14日、新型コロナウイルスの1回目のワクチン接種が行われた。職域接種の一環で、日程は13、14日の2日間。店の従業員や商店街の組合員、近隣住民ら計約1500人が米モデルナ製ワクチンを接種し、10月中旬に2回目を予定している。
/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/TVXSCQBVS5NNFJA2UK7GWDDWIM.jpg)
普段とは打って変わって静かな店内では、事前予約した人が、遊技機の前で1席ずつ間隔をあけて待機。近くの病院から派遣された医師からの問診が終わると、そのまま席に座りながら注射を受けた。接種後の経過観察には遊技機が活用され、普段は当たり出玉の数などが表示されるモニターに、残りの待機時間が表示された。
接種を終えた近くの主婦(53)は、「換気もしっかりされていて安心だった。初めてのパチンコ店に興味津々で、15分の経過観察もあっという間だった」と話していた。