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COP26議長国のジョンソン英首相が途上国支援を呼びかけ

10月末に始まる国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)で議長国を務める英国のジョンソン首相は20日、国連本部で開かれた非公式のハイレベル会合で、途上国の温室効果ガス排出削減などを支援する年間1千億ドル(約11兆円)の確保に向けて、先進国に支援を呼びかけた。

ジョンソン氏は会合後、「いくつかの経済大国の取り組みは遅れすぎている」と批判。産業革命前からの気温上昇を1・5度以下に抑えるパリ協定の努力目標を達成するには「先進国が1千億ドルを確保する必要がある」と強調した。

会合には米国や中国、インドなど数十カ国の代表が参加。ジョンソン氏によると、ケリー米大統領特使(気候変動問題担当)がCOP26前の資金援助の増額に言及したといい、「米国は世界に力強いシグナルを送った」と評価した。

会合をジョンソン氏と共催した国連のグテレス事務総長も「励みとなる宣言を聞くことができた」と記者団に説明。一方で、温室効果ガスの排出量の8割を占める20カ国・地域(G20)の取り組みが「COP26成功の鍵を握る」として各国にさらなる努力を求めた。(ニューヨーク 平田雄介)


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