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料理と酒

名古屋のきしめん

関西に出張するとき、新幹線の名古屋駅で途中下車してホームのきしめんを食べることを楽しみにしていました。すぐに調理されたきしめんを立ったまま食べて、次の新幹線に飛び乗るのです。

幅広の平打ち麺がきしめん。愛知県尾張地方の郷土食として、広く食べられてきました。刈谷市芋川のうどんがひもかわうどんに変化したという説や、雉麺がきしめんになったという説。また碁石の形をしていたからなど様々あります。

甘く煮た油揚げに、ネギ、鰹節を乗せるのが一般的ですが、豪華に名古屋コーチンをトッピングしました。

名古屋コーチンは名古屋種という地鶏のことをいい、比内地鶏、薩摩地鶏とならんで三大地鶏に数えられます。日本農林規格で地鶏は、在来種由来の血統が50%以上であることと定められていますが、名古屋コーチンは他の品種と交配させることなく、唯一100%の純血を守っています。今では広く全国で生産され、濃厚な味わいと、しっかりとした歯ごたえが楽しめます。

瓶ビールを小ぶりのグラスに注いで、ちょっと一杯。そしてきしめんをすする。いい感じですよ。(速水裕樹)


材料

きしめん……………2袋

名古屋コーチン……300g

塩、コショウ………適量

昆布と鰹節のだし…4カップ

しょうゆ……………大さじ4

酒……………………大さじ2

みりん………………大さじ2

ネギ…………………15センチ

油揚げ………………1枚

砂糖…………………大さじ2

しょうゆ……………大さじ2

酒……………………大さじ1

昆布と鰹節のだし…150cc


作り方

1.めんつゆを作る。鍋にだしをを入れて沸かし、しょうゆ、酒、みりんを入れる。5分煮たら火を止める

2.油揚げを半分にカットし熱湯をかけて、油抜きする。鍋にだしを沸かし、砂糖、しょうゆ、酒を入れる。沸いたら油揚げを入れる。弱火で10分煮たら火を止める

3.名古屋コーチンに塩、コショウをふる。グリルで軽く焦げ目が付くまで焼く

4.きしめんを表示の時間、煮る。茹で上がったらザルにあげる

5.器にきしめんを入れ、名古屋コーチン、油揚げを乗せて、めんつゆを注ぐ。ネギを乗せてできあがり


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