新選組や京都守護職(会津藩)の功績を伝えようと、ゆかりの地である壬生寺(京都市中京区)や聖護院門跡(左京区)、金戒光明寺(同区)で26日から、御朱印専用台紙=イメージ(京都守護職 新選組巡礼会事務局提供)=が授与される。京都守護職が設置された文久2(1862)年にちなみ、1862枚限定(1人1枚)となっており、無くなり次第終了する。
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台紙の表紙には、会津藩の旗印「會」や新選組の象徴「誠」、新選組の厳しい規定が記された局中法度が描かれている。事前に3寺院の名称が記された台紙に、各寺院をめぐって御朱印を押してもらう。1枚1500円で御朱印料も含まれる。
金戒光明寺に本陣を置いた京都守護職は、聖護院門跡に練兵場を作り洋式兵法の訓練をした。一方、壬生寺は新選組の屯所が置かれ、兵法の訓練場としても使われ、3寺院はいずれも京都守護職や新選組と深い関わりを持っている。
3寺院が中心となり結成された「京都守護職 新選組巡礼会」の第一弾となる企画で「忠義とともに生きた侍たちに思いをはせて、今をよりよく生きるヒントになれば」としている。(鈴木文也)